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あなたの周りの天下りさんは誰だ? [マネー]

2017.2.5

 天下りの話がニュースを賑わしている。皆さんもご承知のとおり、これは氷山の一角、以前から旧態依然としてあることで、今回、見つかった人たちは何で俺たちばかりと思っていて、でも、時が過ぎれば皆忘れるから、そしたら悪いようにしない、もうちょっと辛抱して・・・の方法なんだろうな。

 会社務めをしている方々の周りにも、その兆候はよく見られるに違いない。例えば、会社のトップの方、副理事長とか、顧問とか、理事とか、少々大きい会社ならいるに違いない。特に何々法人等のトップには必ず1人か、2人はいる。しかし、株主総会とか、理事会とか、我々下々が同席しないところに出るものだから、全く我々は気がつかないことになる。会社側としては、いろいろな情報を役所からいち早くとれるとか、入札の便宜をわからないような遠隔から配慮をしてくれるとかだろう。

 会社側が、そういう下心をもって雇用をするわけだから、天下りはなくならない。

 百歩譲って、それはオッケイとしよう。しかし、その退職金だ。大きい会社では二、三年で、中小でも五、六年で退職していくのだろうが、結構、いいお金、大金をもらって退職していくことだ。あなたたち社員としては、自分たちの稼ぎを、その方々に持っていかれるわけだから、わかっていれば、心穏やかではないはず。

 官公庁からの情報をすばやくつかみ、会社にとって便宜を図ってくれることはいいとして、その報酬は、社員として見合った報酬にするべきではないのか。彼らは、もう既に退職金は国からいただいており、二重に退職金をもらうことになる。

 国に在籍し、国民のためにいい仕事をして退職金をいただく。民間に下野したからは、より国民のために奉公をし、よりいい仕事をして、その会社での応分の給料をいただく。それで十分なのではないか、と思うのは、私だけなのか?

人間、欲をかいてはいけない


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