人間の性 [生活]
2016.12.8
スーパーで買い物をし、レジを通り、買い物袋に入れているといつも思うことがある。
これも決して、自分を偉ぶっているわけではない。
買い物袋が流行りだして久しいけれど、レジ袋が有料の店舗では、ほとんどの人たちが買い物袋を持参してくる。いい傾向だ。
しかし、レジ袋がタダ(レジ袋代金をとられない)店舗では、買い物袋は多くは見受けられない。
確かにゴミ出しのときに使う貴重な袋ではあるが、チリも積もれば山になり、1市町村、1都県、1エリア、1国家となると、それは膨大な量になるだろう。もちろん、ちゃんと保管し、再利用している方も多いとは思うが、そうではない方も多いに違いない。クチャクチャとしてゴミにしてしまうとかね。
今回はレジ袋の使用量はどうでもいいのだ。
環境問題を中央に置いて行動している方が少ない? ことに愕然としたということ。
買い物袋を使うか使わないかは、レジ袋をタダでもらえるか、有料かで決まってしまうということか。
これがすべてとは思わないが、人間は経済を抜きにして環境問題を考えないということか。
まず、自分の懐を第一に考え、その次に結果として環境問題がついてくるということ。
ことほど左様に、環境問題が行き着くところまで行き着かないと人間は変わらない。ひょっとしたら行き過ぎてしまって、痛い思いをして初めて気がつくのか。はたまた痛い思いをしてもわからないのが人間かもしれない。
人間の欲望は飽くなく、そして恐ろしい。
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