治験を受ける [生活]
2016.12.1
家内が治験の申請をしてきた。
5年近くに及ぶ長い期間だ。対象の疾患が疾患だけにやむを得ないかもしれない。
期間が長いこともさることながら、現在、治療している治療薬調査、相手方の先生との突合、MRI、他院同行、痛い思いもする。
自分がその病にかかるおそれもあるし、自分が治験を受けることによって、新薬の開発がスピードアップされることへの期待感から志願したいとのこと。
何も長い期間、時間と体に負担をかけることもないと思うのだけれど、年々を重ねてくるとなかなか他人の言うことを聞かなくなるのはお互いさま。自分の思うまま、自分の判断でやって後悔しないことが一番、ということで応募をした。
その対象に該当するか否かの判定はもう少し先になるらしいが、夫婦同伴でなければならないとか、いろいろと制約が多い。
ここで新たな発見があった。治験を生業とまではいかないが、幾ばくかの報酬が出るので、それを生活の糧にしている方もあるらしいということがわかった。
それはそうだろう。昔、血を売って生活をしている人もいたぐらいだから、この世知辛い世の中、そういう方々もいるかもしれない。
そのためか・・・・。
問診のときに「ほかに治験を受けていませんか」という質問があったな。
しかし、それは決して悪いことではないよね。この行動で難病で困っている人たちに対する新薬が一日でも早くできる可能性も大いにあるわけで、引きこもって、自分を見失って、人をあやめたりする人たちよりも、断然人類に貢献している。
C型肝炎も薬で直る時代だ。これも多くの方々の治験のおかげだろう。
妻の意向を尊重したい。
2016-12-01 13:03
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