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コミュニケーション能力について [生活]



2016.11.21 

コミュニケーション能力について



日々人と交わっていると、当然、その相手と話をするし、コミュニケーションを深めるために努力をする。
努力をするとは、向こうの言わんとすることをおもんばかって正確に理解しようと努力をする。こっちの思っていることを100%理解してもらえるように言葉を紡ぎ上げていく。

特に込み入った話、相手と自分が同じ土俵に乗っていない状況下においては、こちらの言いたいことの幾ばくかでもいいから理解してほしいという思いをもって話をする。それがコミュニケーション能力というものだ。


同じ日本語ならば、大体こちらの言わんとすることは通ずるのが普通だと思ってみんな話をする。しかし、思いのほか、自分の言っていることを他人は正確には理解をしていないのが常だ。

特にコミュニケーションが通じにくいのは、介護の現場と医療の現場だろう。介護の現場は相手の状態によるが、返事を返すことができなくなっている方に対してのコミュニケーションというのは、非常にやりにくいものだ。簡単に言ってしまうと「暖簾に腕押し」という諺があるとおり、相手が自分のことを理解しているのかどうかわからない状況においても、コミュニケーションをとり続ける努力をしなければならない点だ。返事をしてくれない人間に対して、言葉を発し続けることは並大抵の努力ではできないことだ。


卑近な例で申し訳ないが、飼い犬とずっと会話をし続けることに似ているかもしれない。果たして、この飼い犬は、私の言っていることがわかっているのだろうか。ただただ条件反射ではないのか。おやつが欲しいだけであって、お座りの意味がわかっているのだろうか。そういう思いをしながら、介護の現場の方々は仕事をしている。これは並大抵のことではない


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