いじめが続く [新聞記事]
2016.11.17
昨日からまた憤るようなニュースが飛び込んできた。
「いじめ」はいつの世でもある。私の時代もあった。しかし、今ほど陰湿ではなかった。
中学校のときのことだ。
私は生まれて初めて人を殴った。今から思えば、どうでもいいことだったが、何かむしゃくしゃしたのだと思う。その後、直ぐに殴り返された。お互い少しずつ出血。
そのとき、「番長」が来た。別に番長を名乗っていたわけではなかったが、一応、揉め事なんかの仲裁役だったんだと思う。私たち二人の揉め事は、もちろんクラス中、学校中に知れ渡った。
どう見ても私が先に手を出したのだから、詳細を知らないクラスメイトは私が悪いと思っていたに違いない。
その後、当人同士、クラスメイトとも何のわだかまりもなく2年あまりを過ごしてこれた。これは今の子どもたち同士ではあり得ないことなのだと、なぜか容易に察しがつく。
個人を多数が精神的に、肉体的にいじめ、金をせびる。今回は小学生から。
分別もつかない? とは言わせない。
分別がついているからお金をせびった。分別がついているから大勢で個人をいじめる。
彼らもまた十何年後には立派な成人となり、我々の世界に同居する。怖い話だ。
2016-11-17 11:43
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