トランプ大統領の品格

2016.11.10 

びっくりだ。ただただびっくりだ。

政治家というものは、とかくスタンドプレーが多いのは重々わかっている。

……が、しかし、彼は６掛けのスタンドプレーヤーではないのか。

政治家は暴言を吐く。そのほうが言っているほうも、聞いているほうも小気味いいからだ。

「この問題はできるかもしれないが、できないかもしれない。でも、僕はベストを尽くすよ。」という政治家と、「この問題は、ここが問題だ。僕はこの件に関してはプロだ、よくわかっている。任してほしい、ベストを尽くすよ。」という政治家。

皆さんだったら、どっちを応援するだろうか。当然のごとく、後者のほうに応援（投票）をするだろう。それが自然の成行だ。

多くの人間は人前では格好をつける。いいところを見せようとする。だから、話は６掛けでいい。それと同時に品位もいいところを見せようとする。だからあからさまなことは隠すのが普通だ。しかし、彼は隠すつもりではあったんだろうが、ついつい漏れ出てしまったことが多々あった。セクハラ、スピーチのパクリ、ヘイトスピーチ、これは一国の代表、大統領としては、許しがたいものではないのか。

 

世界の警察官としての役割、世界の、人類のリーダー、その代表であるアメリカ大統領は、地球上のどの国の大統領よりも品格のある人物、尊敬できる人物であってほしいと願うのは、私だけであるわけがない。

品格と人格は同意語かもしれない 

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