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日本人の悪いくせ [生活]

2016.10.5

以前、私は小池さんを個人的にはあまり好きではないと書いた

しかし、最近の小池さんを見るにつけ、政治家としての素養は十分にあるし(こんなこと、素人の私が言うには口幅ったいけど)、政治的な眼力は十分と見た。しかし、政治的な手腕はまだわからない。豊洲をどう解決していくかが小池手腕の見せ所だ

そんなことより、今日書きたいことは、都議会の論戦模様についてだ。よくも白々とした顔をして、自民党の幹事長が、ああいう発言ができるのだろうかと首を傾けたくなった。今の豊洲問題、その元凶(を見逃したの)は都議団であって、まずは自分たちの怠慢を謝ってからの質問でなければならない。それを当時の当事者でもない現知事に向かって、あたかも鬼の首をとったがごとく、平然として質問する神経が僕には理解できない。

「もうマスコミも都民も土壌汚染問題は飽きているから、ここは中央突破しても誰も気づきはしない。今がチャンス」とばかりに突進したことは間違いない。それは都職員、その部局の当事者であることは間違いないわけで、専門家会議、技術会議開催を隠れ蓑にしたことも間違いなく、若干、小池さんの詰めが甘い感はぬぐえない。ここで終わってしまったら、彼女は松竹梅の「竹」止まりなのか。そうではないことを祈っている。

我々都民(国民)は、英雄誕生を待っているのではなく、彼女が言う本当の意味での「都民ファースト」であり、それを実現できる政治家の誕生だけ

しかし、最近のマスコミ、テレビの論調にはちょっと愕然するのだ。パンドラの箱を開けてしまったとか、都知事として最終的結論を早く出さないといけないとか、責任は小池氏にある的な論調。

確かに彼女は東京都知事であって、今の東京の責任者ではあるけれど、もうそろそろ引き下ろすことを考えているのではないか。(テレビは絶えず、誰かを悪者にしないとやっていけないのかもしれない)

ゲスの極みではないのです。ゴシップではないのです。大都市東京のマツリゴトなわけで、一朝一夕に解決できるわけもなく、長い目でもって世論をある意味でいい方向に先導しなければいけないわけで、マスコミ、とりわけテレビの演出は、いろいろな意味で重要なインパクトを持つことになる。

テレビに出ている方々も、少しは実現可能性のあるいい意見の1つ、2つを持って発言しなければいけない。


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