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流れ星 [生活]

大昔の話、千葉県の飯給という駅の近くに泊まり掛けで遊びに行ったことがあった。

父の知り合いで別荘があるということだったので、賃料は無料。ただ自給自足

しかし、高校生だった我々にとっては、親元を離れ、少しはスリリングな想いもできるのではという期待感から気持ちは高揚していたのを覚えている。

今はどうなのか定かではないが、近くを流れる養老渓谷ではシジミがとれて、それを味噌汁の具にしたり、魚を釣ったりして、結構楽しい思い出だ。

夜、学友6人、庭椅子に寝ころんで流れ星を眺めていた。ただただぼんやりと眺めていたのだが、だんだんその数が増えていった。1分間1~2個だったものが、30~60個流れ始めた。我々都会のヒヨッコたちは、見たこともない光景に出くわしたわけで、ただただびっくり。「何個見られるか数えよう!」ということになった。みんな懸命に数えた。懸命? 懸命に数えないと数えきれないからだ

気がつくと東の空が白んできた-----そう、朝まで数え続けていた。夏だから3~4時ごろなのだろうか。当時、スマホがあれば、きっと撮り続けていただろうに、つくづく残念な、きれいな思い出だ


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