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震災避難残り1世帯 [生活]

ほぼ毎日ランニングをしているといろいろな街の情景が見えてくる。

私のランニングコースに3.11の震災後、某企業が提供したと見られる建物に10世帯ぐらいの方々が避難をされてた。当時、何かをしなければと思いつつ何もできない状態だったけど、自分の近くでそういう方々が避難されていると聞くと、ことさら他人事ではなかった。

しかし、凡人の私は何もせずに時は過ぎてしまって、自分のランニングのコースにあるその建物を、毎日、ただただ見続けるだけであった。当時、避難をされている方々は、どんな不安な気持ちで生活をなさっていたのか。自分の家がなくなるということは、どんなに不安のか、想像を絶することだと思うし、あんちょくな言葉で言い切ってしまうことは不遜だ。まして、小さい子どもたちは学校も転校せざるを得なかったろうし、難渋な生活を強いられていたのだと思うし、今もそういう生活はきっと続いているんだと思う。子どもの進学もあるし、家は賃貸で我慢せざるを得ないとか、ご主人の再就職が思ったとおりいかないとか・・・。もっといろいろあるだろうけど、私の想像では、そのぐらいしか浮かばない。申し訳ないと思う。

そんな避難されている方々の窓の明かりが5つになり4つになり、最近、いつの間にか2つなり、1つになった。

残った方も辛いし、出ていった方々は、どこに行かれたのか、福島に戻ることはできたのだろうか

やはり、「人生はあざなえる縄のごとし」なのか。


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