正しい判断は難しい(71)

第71回 正しい判断は難しい。正解は3つのうちの1つ。

先程、日銀の政策決定会合において、２％の「物価安定の目標」をできるだけ早期に実現するため、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入すると決定したらしい。マイナス金利だ。

これも若干サプライズかもしれない。誰もそんなこと言っていなかったし、書いてもいなかったような気がします。

116円台で売りを持っており、120円になったら損切りをと打っておいたんです。
でも、心の底では、行って帰って、すべて拾ってもらってマイナスはなしという虫のいいことを考えていたので、ちょっとびっくり! 「なんだ、この成約メール?」ということに相成った次第。

ポジションをとって、残ってしまった場合、誰も考えることは、下がって116円(売り)を拾い、120円(買い)で拾いノーポジションの到来ということを考えるわけです。もちろん、これも正解だと思います。でも、時間との戦いでは、完全に負けてしまいます。例えば、3日で10万円を稼ごうと目標を立てた場合、行って帰って拾うのに1日かもしれないけれども、3日で終わる保証はどこにもない。この場合、3日以内では達成不可能となる場合が9割。
つまり、個人であってもプロであっても、絶えず「ザ・ウォーク」の精神でバランスをとり、真ん中に立ち位置を決めて売買を繰り返さないと、死に体状態がずっと続いてしまうということで、収益を生まないことになります。

そうすると、どうなるか。目標が薄れ、今やっていることがモンモンと雲の中に隠れていってしまうことになります。ですから、そういう投資は私はやらないようにしています。



と格好よく言いたいんですが、やはり素人、今回はモンモンと2カ月が過ぎてしまいました。
なんということか。しかも、今日は損切りをしました。もちろん、(儲け)－(損切り)＝プラス圏内は守っています。

いかにその儲けを減らさず、殺さずに進むか。それのみを目標に売買をしていきます。

そう言っている間に、120.528まで上がっております。
やはりマイナス金利は好感をもって市場は受け止めています。

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