自分のお金と他人のお金について（66)

第66回　自分のお金を他人のお金のごとく使う極意。

ここでもう一つ別の視点から考えると、それは自分お金だから支出に固執するわけで、人のお金だったら、そんなのどうでもいいジャン。早く決めて食べよう、早く決めて買ってしまおうと思うはず。それは親友の財布であろうと、上司の財布であろうと、自分の財布との違いははっきり違う。200パーセント理解可能なこと。

つまり、投資不適格者とは、絶えず自分の財布だと思っていること。自分の財布だけれども、他人の財布だと思い込むことができない人のこと－－－－－－－とは思いませんか？

あ～あっ！ここで損切ると50万がすべてなくなる。今までの苦労が、自分のお金がなくなる。そのことばかりに執着するから損切れない。

これが他人から預かったお金だと思えば、今日で20のプラス、だから店じまい。月間トータルで５のプラス。来月はまた１ずつ積み上げていこう。来月目標は＋10。というふうに目標を決めて、それ以上になったら、へこまないようにトレードをする。へこまないためには、ディトレを日々実行しなければいけないことになる。
へこんだら怒られる。他人だから、少しでもいいから、プラスを目標とする。これの繰り返し、そうすれば結果的にプラス圏に誘導できる。

そうです。他人の、文句が多い人の金を運用するつもりでいけばいい。
自分のお金だからと思うから、欲も出るし、甘えも出てしまう。

次回、損切りのポイントはどこ？について。

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