ＦＸはクロスワードパズルを解くと同じかもしれない (42)

第42回 クロスワードパズルとFX

１つのポジションをとって、その１つを成約させる。
そして次のポジションをとって、それを成約させ、次のポジションをとる。

誰もがきって同じことを繰り返している。
株でも、FXであっても同じことです。

しかし、ちょっと違うやり方をしている人もいるでしょう、きっとね。

例えば、ドル円を買って、ユーロ円も買う、豪ドルは売る・・・というように、これはもうプロの域でしょう。
ドル円が上がったときに、ユーロ円は下がるのか、上がるのか、豪ドルはどう動くのか。
これは相関関係がある場合もあるし、そうではない場合もある。難しい、実に難しい。
素人は、わからないことは手をつけないことです。
私は素人ですから、そういう買い方はしないというか、できません。
最大2通貨です。

しかし、米国の10年債とドル円の動きはどうか? これは驚くほど素直でストレートですね。リアルタイムに見ているとおもしろいようにわかる。

ここではっきりと再確認をしたいと思うんですが、
プロでもあっても、アマであっても、経済ニュースに精通していようが、いまいが、テクニカルな指標に精通していようが、いまいが、そんなのは全然関係ない。
汚い言い方ですが、「儲けてなんぼ」の世界です。
これはFXだけのことではありません。スーパーだって、外食産業だって、ユニクロだって、すき屋だって、商売は、みんな「儲けてなんぼ」の世界です。

日本人は悪い癖で、割ときれいごとで済ませたいという雰囲気がある。特にお金に関しては、きれいに、スマートに、大声を出さずにスッスッスと済ませたい。みっともないことは言わない。

窓口の女性(証券会社とか、銀行とか)も澄ました顔をして損をさせるし、得をしてもあまり感情を出さない。
よい意味では淡々と、粛々と仕事をこなしている。私たちお客からすれば、平気でお客に損をさせてもいいんだ。客の損得なんて考えていないのかい?と思う節が随所にあるような気がする。お客も損をさせられても、大きな声はちょっとみっともないと引っ込んでしまう。

その点、FXは自分と画面だけですからね。見栄も張らずに済む。あと100円、あと1000円、あと1万円と日々欲得と勝負をする。それがFXの 神髄かもしれません。

すみません、またパズルの話までいかなかった。
続きは次回。

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